こちらは苫米地氏の自己脱洗脳の方法です。
この内容は、主に右の洗脳護身術です。
動画でも言いましたが、苫米地氏はオウム信者の脱洗脳を担当していました。
自己脱洗脳とは、洗脳されないよう自分を洗脳すること
まず、脱洗脳するには、他者による洗脳を解くのですが、そのためにも洗脳されない体質に変えていく必要があります。
そのためには……
- 恐怖に勝つ
- 快楽に勝つ
この2つをしていかないとなりません。
つまり、他者によって恐怖感を煽られたり、快楽をコントロールされてはいけないのです。
そうすると「他者次第」となってしまうからです。
そのためには、これが必要になります ⬇️
あくまでもイメージですが「巨人」になることです。
巨人のイメージは、強いことです。
他者から傷つくことを言われて、落ち込んだりしないでしょう。
このように巨人化すると、気持ちとか価値観(内部表現)を、他人から簡単に操作されないようなります。
これには、イメージトレーニングが必要です。
自己解放の技術
これは、私たちが当たり前になっている思考回路を見直すことで、洗脳に縛られた自分から解放できるというものです。
たとえば、図のように「失敗した私は、ダメ人間だ」と思うことがあります。
実はこれも洗脳の影響かもしれません。
たとえば「失敗したらダメよ」と言われてきた人は、失敗した時に、「失敗した私は、ダメ人間だ」などと思うでしょう。
でも、本当にそうでしょうか?「ナイスファイト」とは考えられないでしょうか。
このように、図では経験や出来事のことを「トリガー」、それによって自分の中に生まれてくる感情とか思考パターンを「アンカー」と呼びます。
その結びつきは本当に正しいのか?と原点に戻って考え直すことが「アンカーの意識化」で、それこそが自己解放の技術です。
アンカーの効果がある状態(つまり洗脳されている状態)なのは、無意識でもそれに気づいてないからです。
つまり、アンカーの意識化をして、「これっておかしくない?失敗しても死ぬわけじゃないし別にいいよね」と思えることで、今までのアンカーの効果(洗脳効果)は大きく薄れることになります。
具体的には……
まず、あなたにとって「やってはいけないこと」を思い起こしてください。
たとえば、「嫌いな人に嫌いという」などです。
これを思った時、あなたはきっと恐怖心が生まれたはずです。
まずは、この恐怖心があることに気づいてください。
そして、その恐怖心を小さくするイメージをしてください。
もし、小さくできないなら、今度は「もっと怖い」「死ぬかも」と恐怖心をわざと大きくしてください。
いかがでしょうか。
これは、恐怖心という感情を、コントロールできたということです。
恐怖心が大きくできたら、今度は小さくしてみてください。
これで、自分の感情や価値観(内部表現)は、自分で支配することができます。
アンカーのつなぎ替え
先ほど、失敗は「ナイスファイト」とは思えないでしょうか?と言いましたが、今までの価値観を置き換えることを、アンカーのつなぎ替えと言います。
この図のように、別の感情とか思考を結びつけることです。
洗脳を仕掛け直す(護身術として)
これは、逆に考えるとわかりやすいですが、なぜ勧誘を受けるかというと「洗脳」させるためです。
欲しくもないものを、他者が売りつけるのも洗脳です。
このように勧誘をする人が、眉間に指を当てるような光景を見たことはないでしょうか。
この方法のようなものです。
これを「ホメオスタシスの同調を利用する」と言います。
これは、洗脳しようとする人に洗脳しない術を仕掛け直すという方法です。
これが洗脳の基本です。自分は洗脳されずに、相手を洗脳する方法です。
自分は洗脳されないためには、最初に「巨人化」の話をしましたが、自分が巨人だと思っていると、相手の洗脳にかかることはないでしょう。
その上で、洗脳しようとする相手の、目と目の間を見て、その人の感情とか価値観を、前に言ったように書き換えるイメージをします。
今まで洗脳をしてきた人に、洗脳を仕返すというものです。
ただし、これはあくまでも悪い意味ではなく「もう洗脳は受けませんよ」という意味で使います。
いかがでしょうか。
洗脳とは、いかにも当たり前にそしてソフトに、実行されるものです。
それは当たり前です。相手に警戒を持たれると洗脳はうまくいきません。
ただ、考えるとそこらじゅうが洗脳だらけです。
どれだけのお金や時間を、この洗脳に使ってきたでしょうか。
ぜひ、これからは自分の夢中になれるものを、選んで自己責任の上で夢中になりたいものです。