私たちが傷ついてしまうのは、傷をつけられるような言葉などを受けた時に、それをそのまま受け取った上でもともとある「私が悪い」と言うルールを適用しているからではないかと思いました。
しかし、本来は傷つけるようなことを言う人が失礼なわけで、まずはそれを受け取らないことが大切だと思います。
そこで、こんな時に傷つかないための3つの方法として
1. 傷つく人から物理的に離れること
まず1つ目は、傷つく人から物理的に離れることです。
とはいえ、突発事故のように、突然上から降ってくるようなこともあるでしょう。
その時は「危なかった。でも怪我がなくてよかった」と振り返った上で、「今度からはここは通らないようにしよう」と反省するように、同じ人や同じタイプの人には気をつけるように、自分なりにルールを決めていくと良いと思います。
こうして、突発事故を減らす方法を試す(傷つけられる機会を減らす)と、事故(傷つくこと)も減るでしょう。
また、自分が傷つくのを防ぐための行動ができないのは、自分に不健全な部分があると思ってください。
生きるものは、それを害する対象から逃げる、もしくは退治するのが当たり前であり、その機能がなくなると、当然ですが生きることが難しくなるからです。
そこを働かせるように努力することが大事です。
2. 明らかに「傷つける人だけが悪い」ことを認識し直すこと
2つ目は、明らかに傷つける人だけが悪いと言うことです。
「私が悪い」と言うのは、幼少時などに親などが自分を正当化しようと、「あなたが原因(で私は不幸になった)」などと言う、しつけと言う名前の呪いをかけられたからでしょう。
親などは全く気づいてないと思いますが、こんな小さな自分のはけ口が、子供の一生を変えるほど影響しているとは、と言うことです。
よく「傷つけた方は覚えてない」と言いますが、全くその通りです。
ある先生が「いじめっ子は容赦無く排除する」と言い切ってました。
つまり、話しあいとか更生とかではなく「他の人に害を与える人」として扱うのです。
そうなんです。本来は傷つけた方が悪く、言い聞かせたところで反省などしないのです。
しかし、家庭内では平気で傷つけるような言葉を使い、それを「しつけ」などと正当化します。
いかに子供を一発で傷つけようかと、無意識で企んでいる親も多いです。
もし、このようなことが学校で行われていたら、傷つけた方は猶予なく「排除」されるのです。
でも、家庭という密室では、何をしても排除されないので、強い人がどんどん傲慢になっていくのです。
3. 傷つけられながらも生きてきた自分に自信を持つこと
最後に3つ目は、傷つけられながらも生きてきた自分に自信を持つことです。
あなたが誰かをいじめていたり、復讐に燃えてないなら、あなたに害を与えた人の悪影響を受けずに、純粋なまま生きてきたと言うことです。
これは、なかなか難しいです。強くないとできないと思います。
自分を守るために誰かをいじめる。これが人を傷つける人の本当の原因です。
そんなことは、自分の役には立たないはずです。
いかがでしょうか。
ぜひ、自分を傷つける人との接触を、ゼロくらいまで減らすこと。
また、傷つける人と傷つけられる人は、どちらが悪いとかではなく、間違いなく傷つける人が悪いと再認識して自信を持つこと。
そして、いじめられながらも、歪まずに生きてきたことにも、自信を持つことです。
ぜひ、ピンチの際には思い出してください。