どちらかというと、本というよりもその著者が好きで、こちらにあげさせていただいたかたの本は、どれも良いと思っています。
1. ACのかた アダルトチルドレンについて理解したいかた向け
アダルト・チルドレン―アルコール問題家族で育った子供たち
ジャネット・G. ウォイティッツ
変に同情的でもなく、厳しすぎる感じもしない。
驚くほど古い本だけど、著者の思いが伝わってくる良い本だと思います。
私の中では、今のところ一番かもしれません。
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2. 愛とは何か?巷で売れている恋愛本では納得いかない人に
エーリッヒ・フロム
フロムの入門書として読んでほしい。
それ以外にもエーリッヒ・フロムは素晴らしい著書がたくさん。
でも、少し難しいかも。論理的な人向けかな。
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3. トラウマから積極的に立ち直りたい方には レジリエンス本がお勧め
加藤 諦三
私の大好きな加藤先生です。
お勧め本がありすぎて選べない、こんなこともあるもんです。
また、先生は翻訳をされることからも、海外の知識を取り入れるのが得意だと感じます。
レジリエンス本は、「心の折れない・・・」というタイトルで、数多く出ています。
ぜひ、強くなりたい方は、レジリエンス本をどうぞ。
これからの心理学の主流になっていくと思います。
4. 生きる意味とは?と考え出したときに読みたい一冊
ヴィクトール・E・フランクル
生きるか死ぬかの時に、人は何を支えに生きることができるのか。
物欲か、愛情か。人生の中盤で自分が何者かわからなくなった時に読んでほしい一冊。
5. 「自分は変ではなかった」ということがわかる 愛のない家庭で育った人にお勧めの本
ロロ・メイ
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6. 愛着障害というワードにドキッとしたあなたへ
高橋 和巳
最近読んだのですが、私は高橋先生の考え方に深く賛同します。
今後も新しいものが出たら、すぐに読みたいです。
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7. ダブルバインド(二重拘束)についての知識を深めたいかたへ
グレゴリーベイトソン
ダブルバインドとは、あげると言ったり、あげないと言ったり、反対の意味合いのことを相手に表現します。
愛していると言いながらも、鬼のような顔をして睨んでいたりなど。
このような親に育てられると、多くの場合、子供は分裂して病気になったり、トラウマを持ちます。
思い当たる方は、読んでみてはいかがでしょうか。
ただ、グレゴリーベイトソンが書かれたものは、論文チックで、ちょっと難しいかもしれません。
他の方が簡単に説明をしてる本も出てますので、そっちがいいかも。
8. 共依存について学びたいかたへ
小西 真理子
共依存については、古いものから新しいものまでいろいろありますが、私はこの本が一番理解できました。
売ろうとしている感じの本ではないのも、すごく気に入りました。
専門書だから売ってないと思ったけど、アマゾンで売っている🤗
かなりお勧めです。
9. 罪悪感があるかたに
斎藤学
スパッとした切り口で、罪悪感や悩みが小さく感じるかも。
気軽に読めて、心が軽くなる一冊。
10. 「どうしても許せない」でも、許せない自分が苦しいというあなたへ
片田 珠美
最近、私はテレビを見ませんが、みていた頃は、結構片田先生が、専門家として事件などの心理をたくさん読み解かれていました。
先生の凄いところは、タイトルのセンスと時代に合わせたマーケティングです。
どの本も手軽に読めて良いと思います。
いかがでしょうか。
私なりに必死で思い出しながら、絞り出してみました。
こうして書いていくと、私自身、尊敬する著者の思考を取り入れていることが理解できました。
もし、お時間があるとき、もっと詳しく学びたいときなどは手にとってみてはいかがでしょうか。
ただ、中には難しい本もあるので、どういう内容かお試しができるところならチェックしてから購入等をしていただいた方がいいかもしれません。
以上で、2020年 私がお勧めする良書10選 でした。
ありがとうございます。