あなたは、1日の中でどんな時間配分で生きていますか?
これは、タイムスケジュールでもありますが、もう少し言うと「用事」の時間配分と言うよりは「心」の時間配分というと違いがわかるでしょうか。
エリックバーンは人は知らず知らずのうちに、「誰とどう交流しようか」とか「どうやって一人の時間を作ろうか」などと決めてそれを実行したりしなかったりして過ごすと言います。
もちろん、好きな人と楽しい時間を過ごすのが好きな人もいるし、一人の時間を充実させたい人もいます。
ただ、動画でお伝えした「心理ゲーム」のように、あまり気持ちのよくない交流を求める人もいます。
そうすると、この心理ゲームに巻き込まれた人は、自分にとっての大切な時間を奪われることになります。
バーンは、この時間の構造化を6つのタイプに分けました。
- 引きこもり
- 儀式
- 暇つぶし(社交)
- 活動
- ゲーム
- 親密さ
これは、1の引きこもりからだんだんと交流を増していって、最後の親密さというのが一番の理想になります。
ただ、その途中にはさっきも言ったようなゲームなどがあり、それで傷つき後戻りしてしまうことになるかもしれません。
それだけ交流を増やしていくということは、嫌な人や騙す人なども入り込む危険もあるのです。
では、一つづつ説明します。
1. 引きこもり
しかし、一人の時間こそ大事だという人も多く、内省をする大切な時間にもなります。
2 . 儀式
この交流によって心が動かされたりすることはないですが、恒例行事なのでそれがないと「あれ?」という気づきにもつながります。
3. 暇つぶし(社交)
決して本音は話さないのに、朝から夕方までなどずっと話しているような、内容の薄い交流です。
似たような価値観で、暇つぶしをしたい人が集まって会話をするので、平和というか無害です。
4 . 活動
本当の自分というよりも、その役割に適した自分で交流します。
5 . ゲーム
しかし、仕掛けた方も反論されたり、ゲームが中断されて惨めな気持ちを味わいます。
この惨めな気持ちをラケット感情🏓といって、「やっぱり私はこんな人間だ」と自分の行き方を情けなく感じたりします。
6 . 親密さ
ゲームのように相手を惨めにさせることはしないし、自分も大切にします。
また、儀式のような堅苦しい外面ではなく、本音が言える交流です。
このような関係は長く続くものではないですが、それが続くと交友関係となったり家族となったりします。
あなたは、どの時間を多くとってますか?