生まれ順による家族システム内での役割
毎日のセルフトーク
私は、生きて良い人間です。
私は、本当の私でいれば良いのです。
私は、自分の心地良い場所を選び
そこで自由に過ごすことができます。誰に何を言われようが、私は自分が大好きで
そして1番の理解者で応援者です。
今日のセルフトーク
生まれ順による家族システム内での役割
よく「私は長男だから、責任感が強い」とか、三男坊は甘えん坊とか言いますよね?
これは、あながち間違いではないようです。
ということで、今日は、ボウエンによる、生まれ順による家族システム内での役割をお伝えします。
詳しくは、以前に動画を出しているので、そちらもご覧ください。
私たちは、どこかでグループのリーダーになったりすると、顔つきや行動が変わるように、人間は素晴らしい適応能力を持っています。
その適応能力は、すごいのですが、やりすぎてしまう場合もあるということを、覚えておかないといけません。
やりすぎてしまうというのは、リーダーっぽくなりすぎて、雑談ができなくなってしまったり、責任を負いすぎて病気になってしまうようなことです。
特に、家族の中では、敏感な人ほど、自分はどのような役割を担っていけばいいのか、を、日頃のやりとりとか、それこそ生まれた順番などを元に、決めて、それを守っていこうとします。
ボウエンによれば、最近は日本では少子化のせいもあるのか、それほど生まれ順に左右されないということですが、きっと敏感な人は、無意識の中で、生まれ順とか役割を気にしているはずです。
ということで、生まれた順による、役割をお伝えします。
第一子は、「家族の責任」を担います。
家族の対面とか、後継問題とか、現実的なところに目がいく、重きをおくということです。
交流分析でいうと、「父親役」を担います。
第二子はは、「家族の情緒を守る役割」を担います。
情緒、つまり感情的な部分ですね。誰かが悩んでいたりすると、ほっておけないようなタイプです。
交流分析でいうと、「母親役」を担います。
第三子は、「両親の関係をうまく保つ役割」を担います。
両親の中に入って、夫婦に抜けた部分を補って、三角関係を築くことも多くあるようです。
交流分析でいうと、「わんぱくな子供」を担います。
第四子は、「家族が一つにまとまるための役割」を担います。
個人個人を見るというよりも、全体をみて、不足を補うといった感じでしょうか。
交流分析でいうと、「従順な子供」を担います。
ひとりっ子は、全ての役割を引き受けます。
また、家族というよりも、親の役割に左右されて、役割を決めていくという感じでしょうか。
いかがでしょうか?
もちろん、知らずしらずのうちに、やっていたと気付く程度の役割分担ならいいのですが、苦しくて仕方がないなら、私はすぐにでも、その役割から降りることをお勧めします。
なぜなら、人間には過剰適応してしまう特徴があると知っておいて、過剰ならいったんオフにしないと、いつかはショートしてしまうからです。
あなたは、無理な役割を過剰にこなしていませんか?
では、今日もいちにちセルフイメージをあげて行きましょう。
今日も良い一日を♪