ACとか機能不全家族などで育った人は、とにかく「焦る」人が多いと感じる。
もちろん私もそうだけど、「焦る」「焦る」「焦る」。
きっと、後ろから「もっと頑張れ」とか「ちゃんとやれ」とか「失敗するな」と言われて、恐怖を感じていたことの名残りだと思う。
これは、感情的なことばかりではなくて、「結果も焦る」ように感じる。
「すぐに結果を出したい」「なるべく早く答えが欲しい」「すぐに親密になりたい」
このような傾向はないでしょうか?
これも、いきにくさに繋がる気がします。
私などは、あまりにも早く歩くので、よく注意されたことがあります。
こうやって焦っているうちは、自分の中に、自分を焦らす存在がいるのだと思う。
また、多くの人は気づいてないけど、相手にもこの「焦り」を要求していることがある。
例えば、それほど会話もしていないのに、「付き合いたい」と迫ったり、
たいして仲良くもないのに、すごく大きな期待をしてしまったり、
そして、その期待が叶えられないと、大きく落ち込んだり、相手に怒りを感じることもある。
こうして、私たちは余計に追い詰められていく・・・
きっとこれは、「強迫観念」で、もちろん幼い頃の記憶が、たまにフラッシュバックすることもあるし、人によればいつも焦っている人もいると思う。
これを止めようとしたら、さらに自分を追い詰めそう。
ただ、この「焦り」に気がついて、そこで深呼吸なりの自分のルールを作れば、少なくなっていくと思う。
でも、私たちは、このような悩みを持つ場合、焦りを減らすのではなく、焦らないために早く処理する努力とか、相手の支援を期待したりする。
この違いにしっかりと気づくことが大事だと思う。
ただ、ここまで焦りが無意識でも感じるのは、それだけ長い年月、何度も焦らされたんだと思う。
「ほんと、よくやってきた」と、自分をねぎらいたいですよね。
そして、そんな自分を守るためにも、自分を焦らすものは、パーンとはねのける。
だからってわざとゆっくりはアレですが・・。
でも最初のうちはそれくらいしないと、焦りグセから抜け出せないかも!
最初にも言いましたが、私が歩くのが早いのは、生まれつきだと思ってました。
でも、今は、まったく早くないのです。
というか、前のようにコツコツと、靴の音を鳴らしてせわしなく歩く、ということがなくなったということかもしれません。
きっとこのように、「焦り」も心の持ちようで変化するのだと思います。
でもまぁ、そう焦らずに・・・🤗